おお、こわいこわい
データは消えない――メモリカードやUSBメモリに潜む落とし穴
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耳が痛い話だなあ…。大学のとき結構考えてた気がする。
たとえばFATの場合。興味持った人はFAT32の仕様を公開しているMicrosoftのfatgen13.docを見てみるが良いさ。
本当に守りたい情報を持っているなら、そのUSBメモリやらストレージやらが二度と使えなくなるまで破壊すると良い(マジな話)
最低1回まで書き込みってのはFATの話かな。削除マークが付いたファイルの目印(エントリと言います)から元のデータがたどれてしまうのだ。同じファイルを3回書き込むと運が悪い場合、3つ目印の残骸ができる。
FATはフォーマット時に決められた管理サイズ(クラスタ)でファイルの管理を行う。
仮にエントリを破壊しても、そのクラスタ管理情報から力技でファイルを組み立てると、運がよければファイルが復元できる可能性もある。多分BPB破壊してもクラスタサイズ分からなくしてもだめだろうなあ。rawなデータが分かったらその時点で死亡。
FATを破壊してもだめ、エントリを破壊してもだめ。まあ、一番重要なのはファイル自体を(もしくはストレージ自体を物理的に)壊すことなのだ。
イミフなデータを書き込んで壊す場合、書いてあるとおり転送速度がアレなんで完全に消去するには面倒で割に合わないのだ。
困ったことにメモリの書き込み状態や寿命は企業秘密らしく、消えているけど本当は復帰できるかもしれないし何も信用できないぞ畜生。
あとは分からないように秘密鍵やら、HWで暗号化?でも秘密鍵やHWとはいえ復号化できる可能性が残っている(得られるのがコストと見合わないなら見送るでしょうな)
特定のコマンド送信すると内部が物理的にアッパラパーになる仕組みが欲しいな。
もしくは寿命が0になるとか。
NTFSとか他は知らん。知っとこうと思ってるけど。NTFSは仕様が公開されていないからなあ。
FAT資料
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業者に任せるか、自分で粉末にするのが良いと思うよ。